3番隊員!!

実は4月下旬から公務の合間を縫って 週2、3回、
毎回2、3時間、消防団の訓練に参加しております。
地道にコツコツと続けてきた訓練も明日で終わりとなりました。
実は6月15日に志村消防団による消火訓練大会、
いわゆる全国で行われているポンプ操法大会がありまして……
新人ながら3番員として出場いたします。
放水し的を倒すまでのスピードと武道で言う型である規律。
その2つの観点から、どの地域の消防団も競い合います。
4人で1チーム。
入賞は10チーム中、3チームのみ。
そのため日々厳しい猛特訓を積んでおります。
人のことを書きますと 消防団の方々は本当に気持ちのいい人がたくさんおります。
みな普段仕事を持ちながら 地域の安心安全を守っているぐらいですから 志の高い方々が多いです。
私もこの年になって地元に友達ができました。
私の参加動機はというと 半分政策に生かしたいといいますか、
私が所属している都議会総務委員会は 東京都の防災を担っている部門です。
東京都では今年4月に 首都直下地震が起きた発災後72時間の期間に
警察、消防、自衛隊、地元自治体、東京都がいかに 連携していくのか初めてのマニュアルを発表しました。
↑ これ実は私、発表の半年前からずっと取り組んできました。
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/soumu/d3010265.html(2013年11月26日総務委員会議事録) http://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/soumu/d3010274.html(2014年3月17日総務委員会議事録)
しかし東京都には1300万人の都民がおり 必ずしも公的救助がうけれるとは限りません。
おそらく、最初の48時間は厳しいと思われます(自衛隊は初災24時間後)。
そこで自助、共助が大切になってくるわけですが
その際の地元消防団の活躍はまさに生死を分ける大きな分水嶺であることは間違いありません。
首都直下地震の際に
もっとも期待される消防団の方々にどう動いていただくか
消防団をいかに現場に即したものにしていくのか
地元町会との連携をどうしていくのか(月一回定例会を実施中)
それを 机上の空論ではなく
現場の先輩や消防庁の方々に教えてもらいながら 都政で取り組みたいと思いました。
そもそも 火事があった時に、実際に火を消せなければ
実際の現場を知らなければ東京都の防災を語れません。
  「人の命をどんなことがあっても守ること」
  「救える命を必ず救うこと」
地域の安全と消防団員として 東京都の安全を都議会議員として
アリの目と鳥の目で、取り組んでまいります。
カンカン照りでも 土砂降りでも、どんな時も災害はありますので訓練は続きます。
さて今週日曜日いよいよ大会です。
                志村消防団第7分団   団員 宮瀬英治
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