【ならぬものはならぬ。

【ならぬものはならぬ。ボーナスUP分の返上】
今日は法務局に行き12月議会で値上げが決まった期末手当分(ボーナス)を供託してきました。本日付で東京都より振り込まれた72,556円分です。

実は12月議会で都議ボーナスが約12万円(税込)UPしました。私は現在の都民の経済状況や子供の貧困を思うと、それらに責任がある都議がさらに手当を貰うわけにはいけないと考えています。それは金額の多寡ではなく、都民との約束、公約(調査能力向上を担保した上でのさらなる給与削減は我が会派のみ)でもあるからです。

しかし私は本会議で共産党提出のボーナス据え置き条例には反対しました。毎年繰り返される同じ条例案への提出→記者会見アピール→他会派の批判よりも、仕組みとして議会改革特別委員会で制度を根本的に見直すべきと考え、都度対応である対処療法的な条例には反対しました。
https://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/video/171215.html
(↑本会議での私の演説はこちら。44分30秒ぐらいから。)

つまり私は自分可愛さに都議のボーナスUPに賛成したのではありません。しかし公約違反だなんだ、お金が欲しいのかと思われるのも心外ですので、税抜き後の全額を返上いたしました。

私は企業業団体献金も受けていませんので、自腹を切る厳しい財政状況ですから、貰ってけばいい、お金には色がないともおっしゃってくれる方もいますが、ならぬものはなりません。

それは信義の問題だからです。

反対された方々がその分ボーナスを返上したとは今のところ聞いたことがありませんが、私はこういったことでアピールのための記者会見も行いません。

アピールや格好いい百の議論より一つの行動です。政治家の言っていることよりも実際にやっていること、私の行動を厳しく見ていてください。

目立たなくとも、ひとり筋を通してまいります。

宮瀬英治を応援する