40代男性「この4年間めちゃくちゃ働き実績も作ってきた彼を、ここで無職にするのは忍びない」

4月下旬〜先月末頃、もう四半世紀以上になるデザイナー歴で初めて政治家のチラシや広告を作った。

ちょっと長いけど、その現職の都議会議員 宮瀬英治の話を。

彼と知り合うまでは、国政だろうと都議会だろうと選挙は必ず行っていたものの、支持政党も無いし、その都度適当に選んで普段何をやっているのかを知らない人に投票していた。勿論当選後の実績は確認しない。 個人的には政治に興味が無かった訳では無いし、いや、むしろ山ほど意見はあったけど、身近に政治家という職業の人を一人も知らなかったので、政治家=非難の対象というイメージしか無かった。それもあって、彼と知り合った後(彼自身が政治家としてはかなり特殊なこともあり)は、“面白いジャンル”の飲み友達として付き合っていた。 ずっとサラリーマンをやっていた彼は、親が政治家では無いし、特に実家が裕福な訳でも無いらしいし(高島平団地育ち)、議員秘書の経験も無いらしい。

初当選の4年前は「みんなの党」だったのが、その後→維新の会→民進党…と変わってしまったのは複雑な思いがある様だけど、そういう現実は現実としてあるものは使えよ…と少し思うものの、「自分は市井の人の代表だから…」と余計なしがらみを持たないというポリシーを貫き、民進党のクセに●●なんて団体のバックアップは断ってしまう…とか。まぁ、とにかく実直過ぎて不器用だ。

落ちたら無職なのにw

頻繁に板橋区内にある駅で始発から終電まで駅前に立っては、困っている人の相談事を聞いてる。よく続けられるよなぁ〜と思うんだけど、本人も時々「始発終電なんて言わなきゃ良かったです。20時間も立ってるのしんどいです。時々嫌がらせも受けるし心が折れます…」なんて実は言ってるw それでも止めないのは、やっぱり真面目で信念があるんだろうな。僕とは違って。 4年前の初当選の理由は不明だけど、2期目も組織票では無い市井の一票一票で当選できるなら、ちょっとロマンだ。票集めの巧さで決まるのが選挙…と、僕自身思っていて(多分みんなそうだろう)、結局、知名度や組織力で勝つんでしょ?…と言う選挙結果そのものが政治に興味を失うきっかけのひとつになっている現実がある訳で、そうじゃ無い結果として、ビギナーズラックでは無い2期目の当選を見てみたい

まっ、そんな流れがあったもんで、政治に首を突っ込むと言うよりは、彼みたいな政治家が増えたら面白いよなぁ〜という理由で、僕ができる範囲(つまりデザイン仕事)で少し手伝うことにした。 制作作業に関しては、法的な表現の制約、所属政党絡みの制約、そして彼自身の忙しさから来る時間的制約…なんかで、すったもんだしたけど、結果、例えば朝の駅前でそのチラシを渡された人が、夕方「今まで知りませんでした。応援します」的なことをわざわざ言いに戻って来る人も、一人や二人じゃ無いらしい。それこそ他党支持者でも、民進党嫌いな人でも(←僕はコレ)。 デザイン力のおかげ…とはあまり思って無いんだけど、限られた様々な条件の中ではそれなりにしっかりしたものが出来たと思うし(板橋全域版は最後の最後に手を離れてしまい仕上がりがちょっと不満だけど)、やっぱり彼自身がこの4年間でやってきたことが、単に都政というだけじゃ無く生活に直結している現実世界のことだから、チラシに書かれている実績にしても政策にしても、たまたま開いて読んだ人でも誠実さやリアルを感じられる様なものが出来たんだろうと思う。

要するに彼が4年間やってきたことやってることが全てだ。

書かれていることに、誰でも言える様な耳障りの良い中身のない言葉はひとつも無いし、大上段にも構えてもいない。生活そのものだ。 勿論、実際に彼と少し話をすればそれも伝わるはずだけど、チラシでそれを伝えるのは難しい…と思いながら作っていたけど(そのまま捨てられるか、読まれても胡散臭いと思われるか…)、僕の予想を遥かに超えるくらいに伝わるらしい。自分で作っておいてナンだけど。

都議選、板橋区選出枠での定員は5人。なのになぜか都民ファーストが2人も出るし、自民、公明、共産の組織票がっちり組みが1人ずつ出るので、宮瀬英治苦戦中の様で…。この4年間めちゃくちゃ働き実績も作ってきた彼を、ここで無職にするのは忍びないなぁ…